雨水幹線築造に当り流入φ650㎜既設人孔には外周に築造時の鋼管杭φ900が残置されており管路はフラワーフェスティバルが開催される平和大通り横断するもので車両、歩行者ともに交通量が非常に多くは刃口作業を行わなく障害物撤去が可能であるパイプリターン工法が採用された。
発注された後に確認されたことであるが、到達流入人孔には鋼管杭の腹起としてH-450×450が2段残置されていた。
到達既設人孔は3つの部屋に区切られており人孔芯に方向性にが向いていないため、障害物削孔延長も斜角なりに長い物となった。
鋼管杭の撤去には拡縮コアカッターを使用し、人孔壁の削孔には拡縮コアカッターを使用し、人孔壁の削孔には本管FRPMφ800の外径に合わせたコアカッターを使用して施工を行った。
到達既設人孔での作業は薬液注入のみであり斜壁鉄蓋などの撤去も必要とせず、先導体は発進立坑への引戻し回収を行った。障害物の削孔には全体で7日を要したが、大きなトラブルも無く全体工程を1ヶ月で完工した。
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